事業戦略

フィットネスの質の高い商品・場所・情報の提供

THINKフィットネスの事業戦略図国民健康づくり運動「健康日本21」の開始、そして健康増進法の施行など、フィットネスが国民的な注目を浴びる時代となりました。

またマスコミではテレビ番組や雑誌等でさまざまな運動や栄養素・サプリメントについての特集が組まれるようになり、人々がフィットネスについて情報を得る機会は数年前と比べても格段に増えているといえます。

しかし情報が多くなり、人々のフィットネスに対する姿勢が真剣なものになったぶん、何が正しいのかをめぐって、戸惑いも大きくなってきているのではないでしょうか。フィットネスに対する正しい知識と技術を持ったアドバイザーが、いまこそ求められているのではないでしょうか。

まさに「シリアス・フィットネス」(結果を出すための、真面目なフィットネス)の時代を、わが国は迎えつつあるのです。

私たちは専門家としてみずからフィットネスを実践し、フィットネス関連商品を広く扱い、フィットネスクラブを運営し、フィットネス情報を発信します。そして、正しいフィットネスの手助けとなる商品・場所・情報を圧倒的なクオリティーで提供することで、他社に対する差別化とし、オーソリティーの地位を獲得していきます。

商品の提供

土台となる商品の提供については、創業期から一貫して国内外のトレーニングマシンやフィットネス・アクセサリー、サプリメント等の卸売および小売(店頭販売・通信販売)を手がけ、流通経路を確立してきました。またオリジナルサプリメントの開発も行い、自店のみならず量販店等でもご好評をいただいています。よい商品ならばメーカーを問わず流通に乗せ、すべてのユーザーに多様な選択肢を提供する姿勢を貫いています。

フィットネスジムの拡大

今後しばらくの期間はフィットネスクラブ(ゴールドジム)の拡大に注力し、シリアス・フィットネスの普及拡大に努めます。

ゴールドジムは他社フィットネスクラブと異なり、シリアス・フィットネスを強く志向し、高いクオリティーを提供するフィットネスクラブです。

レジャーや癒しを追求することはありません。このため、他社に比べ設備投資負担が軽く、またメンバーの方々も継続的に施設を利用されることから、きわめて安定した収益性を保つビジネスモデルを実現しています。直近の新規店舗ではメンバーの増加がこれまでにない勢いを見せており、シリアス・フィットネスが普及すればするほど、この傾向に拍車がかかるものと考えています。

情報の発信基地

ゴールドジムは小売店舗や情報の発信基地としての機能も兼ね備えており、全事業領域に対して、プラスのフィードバックをもたらす点も重要です。ゴールドジムで得られた知見はそのまま商品選定や販売における提案、また情報誌における実践的なテーマ選定などに反映されます。逆もまたしかりであり、商品・場所・情報の各事業領域間にはたらくシナジーが、私たちの最大の強みとなるのです。

介護のいらない社会を目指して

長期的には、私たちは「介護のいらない社会」の実現をめざします。

シリアス・フィットネスがごく普通のものとなったとき、高齢化社会がもたらす介護や医療の問題は、いくらかなりとも小さくなっているものと、私たちは期待しています。